vol.10 当院では、保険治療で「CT診断・マイクロスコープ精密治療・歯根端切除術」ができます。
他院で抜歯をすすめられ、当院を受診された40代女性の症例
当院のドクターが、レントゲンから診断した結果・・・。
CT検査で、別の角度からも「歯ぐきの状態」を調べてみたところ・・・。
歯根端切除術が一番リスクが少なく。保険治療でできる。
患部の状況が把握できたため、当院に於いては、「歯根端切除術」を使った根管治療がベストと判断したため、患者さんにご提案いたしました。歯根端切除術を提案する理由を整理すると次の4つになります。①一般的な治療通りに、上から被せ物と土台を取り除いてから、根管の先端を治療する場合は、土台を外す際に歯が割れてしまうリスクがあり、歯が割れてしまったら、それこそ抜歯することになってしまうため。 ②正面側の骨がほぼなくなっている状態のため、患者さん外科手術の負担が少なくてすむこと。 ③根管先端部からマイクロスコープを使った視野下で精密治療ができること。 ④保険治療でできること。です。
治療のビフォー・アフター
歯根端切除術を実施し、根管先端側から超音波チップで根管内部を洗浄して、お薬を詰めて根管内部を殺菌して治療を実施しました。その後、【画像:治療から1年後の状態】です。黒い影(病変)が小さくなり、根の先に骨が回復してきているのがわかります。治療できちんと感染源を取り除くことができている証です。
治療から3年経過した状態を確認
治療後、継続的にメンテナンスに通っていただいていますが、以下は3年後の状態です。1年後から比べて、根の先端周辺部の骨は完全に回復し再生されていて、黒い部分は更に小さくなりました。すでに正常な健康状態に回復されていました。この時点で、黒く残っている箇所は、骨が回復する中で残った空洞で、骨が溶けた名残です。健康上は問題ありません。
CT検査、マイクロスコープの精密根管治療、歯根端切除術は、当院ではすべて保険治療です。
このように当院では、マイクロスコープを使った精密な根管治療や、CTを使った診断、また歯根端切除術も、すべて保険治療で行えます。またセカンドオピニオンにも対応し、無料カウンセリングも実施しています。もしかしたら、今回のように「抜歯」と言われた歯も当院でしたら残せる歯もあるかもしれません。まずはお気軽にご相談ください。