審美治療におけるセラミック治療で代表的な方法が、セラミッククラウンによるかぶせ物です。
ここでは、当院で扱っている代表的なセラミックのかぶせ物について紹介してきます。
取扱いクラウンの種類
オールセラミッククラウン
内側から外側まで全てセラミックで出来たクラウンです。冠の内側に金属を使わないので、メタルボンドより透明感があり、金属アレルギーの方に最適です。
当院では、人工ダイヤモンド素材のジルコニアセラミックや、最近話題のセラミックシステム「e.max(イーマックス)」による丈夫でキレイなセラミック素材を使用し、オールセラミッククラウンによる修復を行っています。
メタルボンドクラウン
金属のキャップにセラミックを焼き付けたものです。歯の透明感が再現しやすく、変色しません。オールセラミッククラウンが登場しるまでは、主流となっていたセラミッククラウンの一つです。歯の土台にピッタリとフィットするため、今現在でもよく出ているクラウンです。
ゴールドクラウン
金を使うことで白い歯にはならないので審美の部類には入らないのですが、良く出る素材なのでご紹介いたします。
材料は金合金(20K)で強度が高く、歯に良くフィットします。保険の金属に比べ、腐食しにくく、噛みあわせの強い方には有効です。
金属色なので、見た目が気になる所には不向きですが、見た目の点を除けば、金は大変優良な材料と言えます。
オプション:土台治療
神経を取った歯、変色した歯に対して「ファイバーコア」
ファイバーポスト素材で作られた歯の土台です。神経が死んで黒くなったり過去の虫歯治療で神経がない方は、この土台が必要になる場合があります。
オールセラミックスの支柱に用いることで、より天然歯に近い歯に見せることができます。材料の特性により、装着後に歯の根が割れにくくなります。
ブリッジ
セラミックのかぶせ物は、上記のような素材を用いて、連結したかぶせ物、いわゆるブリッジにも応用されます。
ブリッジの調子がよくない、見た目がキレイでなく満足されない、等の方はセラミックのキレイなブリッジのやり変えを行っております。
以上、セラミッククラウンは、歯やお口の状態により、人それぞれ治療方法が異なります。
まずはお口の中を拝見、診断しまして、その方に合った最善の治療方法を選択いたします。
お気軽にご相談ください。
セラミッククラウン等の費用
(税込み表記)
ゴールドクラウン |
¥110,000(税込) |
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メタルボンド |
¥110,000(税込) |
オールセラミック |
¥99,000(税込) |
オールジルコニア |
¥77,000(税込) |
ジルコニア |
¥143,000(税込) |
上記、神経をとった場合の歯の土台(コア)
ファイバー |
¥16,500(税込) |
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医療広告ガイドラインに関する表記
セラミック治療の治療内容・リスク・副作用
ここでは、医療広告ガイドラインに基づき、歯科治療におけるセラミックインレーやオールセラミッククラウン等の詰め物・被せ物のセラミック治療についての治療内容・リスク・副作用について記述いたします。
治療内容・このようなケースに
虫歯治療後もしくは見た目の問題で歯を白くしたい場合など、歯の一部または大部分を失った場所に対してセラミック素材の詰め物・被せ物を接着して見た目・咬み合わせの回復をはかる治療方法。
- 虫歯治療後の詰め物・被せ物を白く希望される場合
- 現在の金属の詰め物・被せ物が取れたり欠けたりして、再治療に白い物を希望される場合
- 現在の金属の詰め物・被せ物に問題はないが、見た目を自然に白くしたい場合
- 金属アレルギーのある方、または心配な方に
- 現在の詰め物・被せ物・ブリッジに違和感・不調のある方などに
- 歯茎との境目が黒ずんで気になる方に(メタルタトゥー)
健康保険と自費の適用について
セラミック治療は、自費診療となり健康保険対象外です。
リスク・副作用
- 金属単体のインレー・クラウンより若干、歯の体積を削る量が多いことがあります
- 個人差により、ごく稀に欠けたり壊れる可能性があります
- 事前に神経の処置(根管治療)や土台(コア)の処置が必要となることがあります
- 咬み合わせ・歯ぎしりの強い方は、破損防止のためにマウスピースをおすすめすることがあります